ひかり学園 土鍋ご飯

地元の方に玄米を分けてもらい、年長の子どもたちと精米し、土鍋でご飯を炊きました。

玄米を見て子どもたちは「色が違う」「洗ったら白くなるんかね?」精米機に入れてグルグル回り始めると「洗濯機みたい」「いつまでまわすん?」「どうなったら完成?」と不思議そうに見ていました。

精米が終わると「うわ〜白くなった!」米ぬかを見て「なんなんこれ?ふわふわで気持ちがいいね。」「この中にかぶや大根を入れたら美味しくなるんよ」とぬか漬けを知っている子もいました。

この後はお米を量り、米を研ぎ、浸水させ、ようやく炊飯します。

火を切ってもまだ食べられません。今度は蒸らします。子どもたちは「え〜!まだ食べられんのん?お腹すいた!」と待ちきれない様子です。

ようやく蒸らしが終わり蓋を開けると「うわぁ〜!いいにおいがする!」と鼻をクンクンさせています。炊きたてのご飯で”塩むすび”を自分たちで握って食べました一口食べ「美味しい!」「今まで食べたおむすびの中で1番おいしい!」と幸せそうな顔で食べていました。

おこげができていたので、子どもたちに「食べる?」と聞いて見ると「焦げは食べられんけーいらんよ」と言う子もいましたが、おこげを食べて「お餅の焼けた味がして、うまい」「カリカリでおいしい」などおこげの美味しさも分かる子どもたちでした。

普段は、白米を洗って炊飯器でボタンを押せばできあがるご飯ですが、精米するところから見たり、触ったり、匂いをかいだりして子どもたちの心に残ってくれるといいなと思いました。